セブン・ヒルズ
天才と呼ばれるセブン・ヒルズの「諭しの女」、ユーノ。運命に愛された彼女は、月光の軌跡から、他者には到底触れられない絶対的な未来を見通すことができる。しかし、恩賜と呪いは表裏一体。だからこそ彼女は、その「正しさ」に逆らい、覆すことを決意した。定まりが無常となり、昼が唯一の永遠でなくなるまで。
彼女は瞳に映ったものを対価に、月の矢を放つ。世間から離れた月は全ての季節に浸透し、停滞、そして循環する……無限を超越する者に捕らえられ、止むことのない変化が与えられるまで。